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 「信長の野望・創造」は、歴史シュミレーションゲームです。
 PS3のゲームソフト。

 レーティング A。

 発売元は、株式会社コーエーテクモゲームス。

amzon ⇒ 信長の野望・創造

◆「信長の野望・創造」というゲーム

 コーエーの歴史シミュレーションゲームの代表作「信長の野望シリーズ」の14作目。

 戦国大名を一つだけ選択してプレイする。
 全国統一を目指して、領土(城)拡大を行っていくゲーム。

 一枚マップ。
 自動戦闘(ヘックス画面ではない)。

 城の数が多く、その間を街道が張り巡らされています。
 城と城をつなぐ街道は、その多くは一本道ではなく、いくつかのルートが存在しています。
 複数の城から、部隊を出して進軍します。

 そうやって複数の部隊を操り、敵部隊を上手に挟み込んでやると、効率よく倒せます。
 このゲームの主な楽しみ方は、そこでしょう。
 いかにして挟撃の状況を作るのか。そこを考えることを楽しむゲーム。

 それから、細かい点では、人口を増やすことや武将を成長させることも面白いです。

◆「信長の野望・創造」の感想

 最初は、面白いと思いました。

 しかし、領土が拡大するにつれ、面白くなくなります。
 「あきてくる」のです。
  ただ、部隊を動かして、敵城・敵部隊を攻撃しているだけなのですから。

 内政はどうなのか、というと、そもそも内政をしているゆとりがありません。
 常に敵を攻め続けないと、コンピュータの領土拡張スピードに対抗できないのです。

 他のことをゆっくりとさせてもらえないので、やることが決まってしまい、うんざりしてくるのです。

 ただ、細部において、リアル志向が感じられて、今後に期待したくなる部分も多いです。

○内政

 内政は、最終的には人口を増やすことが目的になっています。

 戦略シミュレーション的には、商業値、農業値を高めて収入を増やすことが内政の目的であります。

 今作では、それに影響を与える要素として「人口」が設定されています。
 人口は、兵数にも影響します。
 いかに人口を増やすかが、このゲームのポイントになっているのです。

 人口を増やすために、商業値・農業値を高める、街道を整備する、人口を増やす施設を作る、民忠を上げる政策を実施する、などのコマンドがあります。

 そのため、これまでの単純に商業値、農業値を上げるだけの内政でありません。

 その点は、高い評価ができるでしょう。

 今後、これをもっと複雑にして、街並みを変化させるための要素を増やせば面白くなると思います。

 ただ、いかんせん、内政だけをじっくりやっていると、他国が巨大になり、太刀打ちできなくなります。
 絶えず戦闘しながらの内政になり、ゆっくり内政の効果を鑑賞する気分になれません。
 この辺のゲームバランスには問題があります。

○外交

 他国が、自国をどうみているのか、いわゆる外交姿勢の変化が面白いです。

 断絶…戦闘状態
 敵視…影響力の強さを警戒し、いつせめてきても不思議でない
 関心…同じ敵をもっている
 困惑…同盟国同志で戦闘状態、援軍要請を断る、など
 畏怖…恐れているので攻めてこない
 信頼…信頼しているので攻めてこない

 なかなか細かく考えられていると思います。
 贈り物をすると、信頼になるので、しばらく攻めてこなくなります。
 同盟までいかなくても、「贈り物で機嫌をとっておく」というわけです。
 織田信長が、上杉謙信に、贈り物を送って機嫌を取ったという場面を彷彿とさせます。
 この辺の感じも悪くありません。

 基本的に、外交関係には、同盟、停戦、従属の三つがあります。

 同盟が必要かどうかは微妙なところ。
 小国が大国に囲まれているような状況なら、必要になってくるかもしれません。

○武将の忠誠度

 これまでの表現方法と少し異なります。
 忠誠100で裏切らない、という表現ではありません。

 数値としては最大20で上限。
 個々に、必要忠誠が決まっていて、それよりも高いか低いかで、下野するか忠誠を誓っているかが決まるのです。

 武将の忠誠は、時間とともに少しづつ上がります。
 また、城主にしたり、忠誠に影響を与える政策を行うことでも上がります。

 すぐに高くしたいときは、宝物を与えることで上がります。

 滅亡させられた勢力の武将を登用した当初は、忠誠が低くなっています。

 とにかく「金」を与えて忠誠を上げるという従来の表現よりも、リアリティが感じられます。

○戦闘

 複数の進軍ルートを利用して、挟み撃ち(挟撃)できれば、効率よく敵戦力を壊滅できます。

 街道を整備しておくと、大軍の進軍速度がおちにくくなります。
 さらに、複数部隊が戦闘に参加できるようになります。

 要所に陣を設営しておくと、そこでの戦闘が有利になります。
 設営した要所に誘い込んで、戦闘する、という戦術もあります。
 これはあまり使うことは、ありませんが…(そんなことしなくて挟撃作戦の方が簡単で効果が高いから)。

(会戦について)
 会戦は、使ったことがありません。
 最初だけ、どんなものか体験したことはあります。その程度しか使いません。

○戦国伝イベント

 戦国伝というイベントクエストを進行していくのが、今作のイベントの目玉です。

 これはこれで悪くないと思いますが、このままなら必要ないでしょう。
 どう工夫すれば、面白くなるのか、思いつきませんが…。

 シミュレーションゲームは、自分で好きなことするのが楽しいのですから。
 目標を決められるのは、少し抵抗があります。

○信長の野望シリーズへ一言

 コーエーの三國志シリーズよりは、信長の野望シリーズの方が面白いです。

 信長の野望は、これから、今作のリアル志向を伸ばしていけば、とんでもなく面白い作品が出来上がると思います。
 しかし、コーエーが、次回作もリアル志向で行くかどうか非常に怪しいところがあります。

 もう、これまでの「信長の野望」はいいでしょう。
 おなかいっぱいです。

 富国強兵して他勢力の城を攻める。領土を拡大する。それだけのゲームを30年間、表面の「色を塗り替えただけ」で、新作として発表してきました。

 もうそろそろ、脱皮して見せてくれ。というのがファンの望みでしょう。
 リアルを追及するのが、シミュレーションゲームでしょう。
 現実をゲームでどう表現するのか。それがシミュレーションゲームのはずです。

 これまでの城取だけのゲームは、最初のころはよかった、と思います。
 そこからさらに、リアルに内政、外交、謀略、戦術をきちんと表現されていくことが期待されてきたのです。

 しかし、一向にそれがなされてこなかった。

 この30周年を境に、リアル志向でゲームを作り込んでいってほしいのです。

 これまでは、まったくゲームの中身が変わってこなかった。
 シミュレーションゲームは、ゲームであってゲームでない部分があります。
 単純化するゲーム性よりも、「現実をゲームで表現する」リアル性こそが、その神髄なのだと思っています。

評価

 5段階評価  ★★★(星 3)

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